西宮神社
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高知市長浜
祭神:未詳、相殿に恵美須大神を配記
由緒等:御創建、縁起沿革等は未詳、言い伝えによると、天正十四年、豊後の戸次川の戦い出陣する際長宗我部の家臣、芳原七郎は曽和家所有の畑で馬蹄にかかった神鏡を拾いあげた。この戦いは歴史的な激戦で長宗我部信親公以下、740余名の土佐武士が討死するという敗北をきしたが無事帰国した七郎は奇端ありとこの鏡をここに祭り西の宮と称した。その後、御社号が同じであることから、摂津国(兵庫県)の西宮神社から恵美須大神を御勧請し合祭したため、西宮戎とも又西の宮?現とも称したが明治元年、西宮神社と改称した。こうした縁起から近年に至る迄、当社本殿の鍵は曽和家が預かり、祭典のつど御扉の開閉をしたという。又この鏡については、一説に長浜村の曽我部平助の先祖が元親公と共に朝鮮の役に出陣し、帰国した際得たものともいわれる。
御神徳:厄除開運の神 厄災防除の神 商業繁栄の神
境内社:山祇神社(大山祇神)