新玉神社(荒若神社)

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四万十市西土佐

祭神:平家一門。丹後兄弟

由来:その昔壇ノ浦の戦いで破れた平家一門である新玉丹後兄弟三人が、この地に逃れ住み着いたと云う。兄二人は農業に従事し、丹後は弓の名人であったため、その特技を生かして毎日山に出かけては猪や鹿を追って生活をしていた。ある年の冬、この地に魔神が出没し、災いを受ける村人が相次いだため、丹後は魔神を討つべく山奥に入った。その年の大晦日もいつものように魔神を探して山に分けいった。元旦になっても帰らないので、心配する兄達は、身支度して山奥深く捜索したと言う。尾根伝いに伊予の国まで行こうかとする頃、遙か下の谷間に、世にも恐ろしい魔神が倒れ、その近くに弟丹後も力尽き息絶えていたそうだ。その後災いを受ける村人も無く、以来「新玉神社」として、この「丹後兄弟」を祭った。今もこの樅の木には、丹後の根性が生きていると伝えられている。

新玉神社(荒若神社)

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