土佐神社

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高知市一宮

祭神:味耜高彦根神・一言主神
由緒等:南国市へ越える大坂越の西麓近くに鎮座する。南に開く楼門をくぐり、樹齢200年を超える檜や杉が茂る長い参道を北行すると一の鳥居に着く。一の鳥居を抜けると正面に本社社殿、左手に社務所、右手に鼓楼、その奥に末社の巖島神社がある。社殿はいちばん奥を本殿とし、幣殿・拝殿・左右翼・拝の出からなる。社殿左手奥には摂社大国神社・西御前神社・事代主神社が鎮座。
 永正六年(1509)五月、本山氏や吉良氏は長宗我部氏の居城岡豊城を攻めると一宮村に火を掛け、その火災で当社も本社殿のみを残して焼失した。長宗我部元親はこの兵火にかかった一宮の再興を計画、永禄10年(1567)十一月十五日に斧初を行った。元親の一宮再興への熱意は同十一年六月十二日の一宮再興人夫割帳にうかがわれるが、それによると元親は弟親貞・親泰とともに諸役を統率し、番匠奉行・諸役奉行を命じ、「一宮山いりかけ人夫」の夫役を上級家臣から地下の小名主に至るまで、ほぼ高知平野に在地の家臣たちに課していることがわかる。
 現在、社殿・鼓楼・楼門は、国・県指定の重要文化財になっている。

土佐神社

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