天神宮

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高知市長浜字若宮

祭神:天水分神(一云 菅原道眞公)

由緒等:縁起沿革は未詳ながら、明治三十五年四月六日、七日の両日にわたり、「天神宮壹千年大祀」が執行されたと棟札にある。逆算すれば、延喜三(903)年に創建されたことになるが、この年は菅原道真公が大宰府でなくなられた年である。本来、天神はアマツカミで、特定の神を指すものではなかったが、道真公の没後、雷神信仰や御霊信仰と結びつき、天神と称する神はことごとく道真公の御霊のごとく混同され、或は符合され一般化した。それだけ道真公の怨霊の活動が激しく、人々に恐れられたともいえよう。当社の場合、後方の向山の山中に、旱天にも涸れることのない湧水があることから元々、天水分神水の分配を司る神を祀った。この辺り一帯の産土神ではなかったが。後世、道真公の天神信仰と結びつき、今日に至ったものと思われる。

天神宮

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