国清寺

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高知市薊野中町

陽貴山見龍院国清寺 臨済宗相国寺派

本尊:釈迦如来 

沿革等:国清寺は、元和三年(1617)比島の龍乗院の開基でもある日讃和尚の開基で、寛永十八年(1641)牛頭天王宮(現掛川神社)の別当寺となった。
 二代快珍・三代快充・四代黙堂と次々に高僧が出て、藩主の帰依を得、上級武士や学者文人などとの交流が深かったといわれる。もとは天台宗で、徳川将軍家の菩提寺である上野寛永寺門主支配の寺であった。慶安四年(1651)には三重の塔、続いて護摩堂が建立されるなど、藩主山内家の崇敬が篤かったが、明治維新後の廃仏毀釈によって廃寺となった。この廃寺に、明治四年(1871)四月から六年五月まで、明治政府によるキリシタン弾圧のため土佐に預けられた。長崎県浦上の信徒と家族九十人前後の人たちが、赤岡と江ノ口の牢舎から移されて生活していた。明治十三年(1880)、京都相国寺の独國大禅師が参禅道場を開き、退耕庵と名付けた。二代実禅大禅師も参禅を広め、門下の坂本則美」・中山秀雄・弘田正郎らの協力を得て再興し、寺号も旧に復して国清寺となった。

国清寺

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